大阪府警は9日、SNSで堀江貴文さんになりすます手口で、約2億2490万円をだまし取られる詐欺被害があったと発表しました。 　大阪府警によりますと、大阪府内に住む70代の男性は、ことし2月下旬から4月上旬までの間、SNSで堀江貴文さんになりすました人物らに対し、貴金属の投資名目で、複数回にわたって、計2億2490万円を振り込んだということです。 　男性は「国際市場での貴金属の取引には追加の税金はかからない。資産増加計画が今夜正式発表され、スタートする。最後の計画かもしれない。毎月の利益は85％」などと金を要求されていました。 　男性は、堀江さんのボイスメッセージが送られてきたため、堀江さんのアカウントと信じてしまったということです。ボイスメッセージはAI＝人工知能で作られた可能性もあるということです。 　堀江さんや前澤友作さんなどの著名人を騙る「SNS型投資詐欺」の被害は2023年夏ごろから急増しています。2023年の被害額は全国で約278億円にのぼっていて、警察が注意を呼びかけています。

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