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村上春樹 6年ぶりの新作長編小説を刊行 初となる電子書籍も配信

2023年2月1日 22:25
村上春樹 6年ぶりの新作長編小説を刊行 初となる電子書籍も配信
6年ぶりの新作長編小説の刊行が決定
小説家・村上春樹さん(74)が、6年ぶりとなる書き下ろし新作長編小説を刊行することが1日、発表されました。

1200枚に及ぶ新作長編小説は4月13日(木)発売。タイトルは未定で、価格は2970円(税込み)になるということです。

村上さんの書き下ろし長編小説が刊行されるのは、2017年2月の『騎士団長殺し』(第1部顕れるイデア編、 第2部遷ろうメタファー編)以来、6年ぶりとなります。また、村上作品の長編小説としては初めて、電子書籍も配信するということです。

村上さんは、早稲田大学第一文学部を卒業後、1979年『風の歌を聴け』で第22回群像新人文学賞を受賞し、30歳で作家デビュー。これまでの主な長編小説には、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』(世界幻想文学大賞、ニューヨーク・タイムズThe 10 Best Books of 2005)、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』(第1部 顕れるイデア編、第2部 遷ろうメタファー編)があります。