是枝監督、カンヌ滞在中に北野武と2ショット撮影「自分がまるで学生に戻ったかのような」
今回の『怪物』や、2018年に最高賞『パルム・ドール』に輝いた『万引き家族』など、カンヌへの出品は9回目となった是枝監督。今回の滞在について「最高の滞在でした。オープニングでの上映後は口コミが広がって街中で声をかけられて質問を受けたりしました。作品が届いて広がっているという感触があった」と明かしました。
映画祭では、様々な映画人と対面したという是枝監督。「感動したのは北野武さん」と打ち明け「『首』の上映を観させてもらった後にご挨拶をして、2ショット写真を撮りました。そこで撮った自分がまるで学生に戻ったかのような立ち方をしていた」とうれしそうに語りました。
また『花束みたいな恋をした』や『大豆田とわ子と三人の元夫』などの脚本を手がけ、ドラマ界で活躍してきた坂元さんは、カンヌ国際映画祭で脚本賞を獲得したことについて、30年前にプライベートでカンヌ国際映画祭を訪れたことを振り返り「今回是枝監督に連れて行ってもらってレッドカーペットを歩くことができた。30年前の忘れていた夢を叶えることができて感無量だった。想像以上の歓声で迎えていただき、胸がいっぱいになりました」と明かしました。