タレントの菊池桃子（４５）が歌手デビュー３０周年を記念し、２３年ぶりにベストアルバム「青春ラブレター　〜３０ｔｈ　Ｃｅｌｅｂｒａｔｉｏｎ　Ｂｅｓｔ〜」を４月３０日に発売することが、分かった。

　アルバムには１６歳〜１８歳までにリリースした全シングル９曲に加え、本人の思い入れが強くファンからの人気も高い１ｓｔアルバム「ＯＣＥＡＮ　ＳＩＤＥ」の表題曲「ＯＣＥＡＮ　ＳＩＤＥ」を収録。これら１０曲は、新たなアレンジを施して再録音した作品になっている。

　さらに、作詞が鈴木おさむ氏（４１）、作曲がつんく♂（４５）という超豪華コンビによる新曲「青春ラブレター」も収録。この曲は、菊池のデビューシングル「青春のいじわる」のアンサーソングになっており、自身の大ヒットシングル「雪にかいたＬＯＶＥ　ＬＥＴＴＥＲ」「卒業−ＧＲＡＤＵＡＴＩＯＮ−」「Ｓａｙ　Ｙｅｓ！」のフレーズが散りばめられているという。

　菊池の大ファンだったというつんく♂は「人生って分からないものです。彼女がまだ（歌手）デビュー前だった、映画のポスターや雑誌『Ｍｏｍｏｃｏ』に写っている姿を見ていたあのころ。青春の１ページです。『ちょっと前ね』って感覚なんですが、３０年も前なんですね。そして、こうやって音楽の仕事でご一緒できたこと。とても光栄に思います」と喜びのコメントを発表した。

　また、５月２４日、２５日には東京・品川のステラボールでスペシャル・コンサートも開催。コンサートの演出も担当する鈴木氏は「僕も含めて、あのころ菊池桃子さんにハートを奪われたものすべてにあのころのキュンとした気持ちを思いだしてほしい。そんなコンサートにします。曲も、あのころ菊池桃子の曲を聞きまくった人なら心をくすぐられる仕掛けがたくさんあります。菊池桃子さんからの青春ラブレター、感じてください！」と話している。

　菊池も「久しぶりに歌える喜びにときめいています。これまで愛していただいた曲に加えて、素敵な新曲が歌えることもうれしいです。３０年間の感謝を大切に表現したいと思っています。皆さまに届きますように…」とコメントしている。