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宮川大助NGKで仕事復帰…妻・花子に感謝

2017年5月30日 16:20
宮川大助NGKで仕事復帰…妻・花子に感謝

 休養していた夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助(66)が30日、大阪・なんばグランド花月公演で仕事復帰した。

 2月28日に大阪市内の病院に入院した大助は3月2日に「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」の手術を受け、同月29日に退院。その後は自宅療養していた。
 公演では大型スクリーンに「大助 復帰おめでとう!!」という文字が映し出され、約4カ月ぶりに舞台に立った大助を観客も盛大な拍手で迎えた。

 1回目の出番を終えた大助は、妻の宮川花子(61)とツーショットで会見。
 花子は「2年くらい前から腰が痛いと言っていて、入院前は舞台で10分たったら脂汗をかくような状態で、NGKの舞台終わりに緊急で病院に行きました」と夫が入院した時のことを語り、大助も「その時、腰から下がマヒしていました。おしりをさわっても股間をさわっても感覚がなく、これはアカンと…。舞台から下がる時も歩けなかった。これはシャレにならんと病院に行ったら、即手術になりました」と振り返った。

 約6時間に及ぶ手術でチタンのボルトを3本入れたが、術後、傷口から菌が入ったため、5月2日に再手術。
 大助は「ブドウ球菌が入って感染して、8割方、また切りました。背中にボルトを入れているので、骨まで感染していたらまた3カ月から半年くらいの闘病生活となるところでしたが、傷口の上の方だけの感染だったので、長引かずによかったです。それでも復帰まで約3週間かかりました」と話した。

 この日の公演では、入院エピソードでもしっかり笑いを取った。大助は「立っているだけで汗をかきます(笑)。今、まっすぐ立てるようになったのが、うれしいですね」とステージを踏みしめた喜びを口に。
 休養中、1人で舞台に立って「宮川大助・花子」の看板を守ってくれた妻に「母ちゃん、ありがとう!」と感謝の言葉をおくると、花子は「普段、言うたことがない!」と照れていた。