×

山崎貴監督「今までの戦いは無駄じゃなかった」 妻・佐藤嗣麻子監督作『陰陽師 0』の公開をサプライズで祝福

2024年4月20日 22:10
山崎貴監督「今までの戦いは無駄じゃなかった」 妻・佐藤嗣麻子監督作『陰陽師 0』の公開をサプライズで祝福
サプライズ登場した山崎貴監督と妻・佐藤嗣麻子監督
映画監督の佐藤嗣麻子さんがメガホンをとった映画『陰陽師 0』の公開記念舞台挨拶が行われ、佐藤監督の夫・山崎貴監督がサプライズで登場。映画の公開を祝福しました。

映画は、平安時代に実在した最強の呪術師・安倍晴明の秘められた学生時代を、最高峰のVFXや世界遺産での撮影を駆使して描いた物語です。

イベントでは、主演・山﨑賢人さん(29)の挨拶中にサプライズ発表が。突然、山﨑さんが「今日は映画の公開をお祝いしてくれる方がもうひとり来ております」と発言。すると、佐藤監督の夫で、3月に米アカデミー賞・視覚効果賞を受賞した『ゴジラー1.0』の山崎貴監督がいきなり登場。佐藤監督へ花束をプレゼントし「おめでとうございます」と祝福しました。

夫からの粋なサプライズに佐藤監督は「隠れてたの?なんか(山崎監督が)朝ずっと寝てたんですけど」と驚きながらも笑顔を見せました。

そして、トークは山崎監督が、監督としてデビューする前のエピソードに。当時は、佐藤監督の作品のVFXの製作を手伝っていたという山崎監督。佐藤監督から厳しいダメだしを受けたそうで「こんなにつらい思いをするんだったら自分の作品を作った方がいいと思って監督を目指しました。ある種(佐藤監督が)原点です」と、笑いながら明かしました。

その後、佐藤監督が手がけた今回の『陰陽師 0』について語り始めた山崎監督。「うちではお互いの作品を求められない限り、一切ノータッチということになってたので、脚本も読んでませんでしたし、内容も見てなくて、ある日突然見せてもらったんですけど、本当に良かったです。これを(佐藤監督は)作りたかったんだなって。彼女がずっと『陰陽師』作りたくて苦労してたのは、そばで見ていたので、やっとその思いが成就して、これができたんだったら、本当に今までの戦いは無駄じゃなかったんだなって思って、僕はすごく感動しました」と作品を絶賛し、妻をねぎらいました。