菓子メーカーが自社栽培している、マスカット・オブ・アレキサンドリアの初収穫が、今朝行われました。

　上品な香りと、さわやかな酸味を存分に味わえる、マスカット・オブ・アレキサンドリア。岡山市南区の源吉兆庵の温室農園で、今年の初収穫が行われました。

　岡山を代表するブドウながら、農家の人手不足や、他の品種への移行で、栽培が年々縮小しているマスカット・オブ・アレキサンドリア。しかし和菓子に欠かせない素材として、10年前にハウス2棟から自社栽培を始め、段階的に規模を4倍に広げる計画です。

　今年は60万粒の収穫を予定しています。工場で加工され、5月1日から「陸乃宝珠（りくのほうじゅ）」として販売されます。

（一部店舗では5月1日以降順次入荷）