ISS＝国際宇宙ステーションに長期滞在し地球に帰還した宇宙飛行士の古川聡さんが25日会見を開き、「故郷は地球だと感じた」と述べました。

古川聡さん
「国際宇宙ステーションに滞在して数か月後、私の故郷は『地球』だと感じた」

去年8月から半年あまりにわたってISSに滞在し、今月12日に地球に帰還した古川聡さんは、後進の日本人宇宙飛行士候補生へメッセージを送りました。

古川さん
「国際宇宙ステーションでの貴重な経験を伝えたいと思います。そうすることで将来、国際協力の下、月やその先への探査が前進すると思います」

古川さんは2回目の宇宙飛行で、将来の月や火星の探査計画に向けた水の再利用に関する実験などを行いました。