いわゆる統一教会との関係をめぐり大串デジタル副大臣は去年の衆議院選挙の際、教団の関連団体の「推薦確認書」に署名したことを明らかにしました。

大串デジタル副大臣「（推薦確認書で賛同を求められたのは）憲法改正とか割と我々が日ごろ取り組んでいるテーマに近いものであったということもありまして、日韓トンネルに関してはちょっとこれは、私はなかなかお力添えできませんよと いう話をした上で、サインさせていただいた」

大串副大臣は、国会で、衆院選前の去年10月、教団側が主張する、憲法改正などに賛同を求める、関連団体の推薦確認書に署名したことを認めました。

その上で「今後、一切関係を断つ」「消費者庁の担当なので被害者救済に関してはしっかり対応したい」と強調しました。

一方、寺田総務大臣は地元後援会の収支報告書に亡くなった人物が会計責任者として記載されていたことを指摘され、「ミスが生じたことはお詫びしなければならない」と謝罪しました。

寺田大臣は、また、「私が代表の団体でないので事務処理の詳細は承知していない。調査中だ」と述べました。

また、野党側は、杉田総務大臣政務官を追及しました。

杉田氏は、ジャーナリストの伊藤詩織さんを中傷するツイートに加害の意図をもって「いいね」を押したと東京高裁に認定され、賠償を命じる判決を言い渡されています。

杉田氏は、重ねて見解を問われましたが「係争中だ」と繰り返し答弁しませんでした。