20日夜、伊豆諸島の鳥島の東の洋上で、海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落し、搭乗員8人のうち、7人が行方不明になっています。

防衛省によりますと、20日午後10時38分ごろ、伊豆諸島の鳥島の東の洋上で、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SHー60K」2機と相次いで連絡が取れなくなったということです。機体の一部と思われるものが洋上で確認されていて、2機は墜落したとみられています。

それぞれに4人ずつ、合わせて8人が搭乗していましたが、このうち7人が行方不明で、1人は収容されていますが、安否は確認中ということです。

当時2機は、潜水艦に対する夜間の戦闘訓練をしていて、墜落の原因は不明だということです。この訓練は、海上自衛隊だけで行われていて、他国の関与はないということです。現在、海上自衛隊の艦艇8隻と航空機5機などで捜索活動が行われているということです。