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屋根面積20平方メートル未満の新築建築物“太陽光パネル設置義務化”除外へ 東京都

2022年8月1日 23:38

東京都は、戸建て住宅を含む中小の新築建築物への太陽光パネルの設置義務化について、屋根面積が20平方メートル未満の場合は、対象から除外する方針を示しました。

東京都は、戸建て住宅やマンションなど都内で新築される中小規模の建物について、太陽光パネルの設置を住宅メーカーなどに義務づける新たな制度を設けるとして、検討を進めていました。

都は、1日に開いた検討会で、新たに、屋根の面積が20平方メートル未満の建物は実質的に、義務化の対象外とする方針を示しました。20平方メートル未満の場合、1棟あたりの基準量である2キロワットの太陽光パネル設置が物理的に難しいためとしています。

また、パブリックコメントの結果が発表され、義務化に関する3714件の意見のうち、賛成が56%、反対が41%だったということです。若年層ほど賛成の割合が高く、20代未満では賛成が86%にのぼったということです。

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