茨城県の２つの鉄道会社が２１日、地元の乗客以外にも路線を利用してもらおうとメイドカフェをイメージした列車を運行した。

　メイドカフェをイメージした「メイドトレイン」が走るのは、茨城県のひたちなか海浜鉄道・湊線と鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線。車内では６０年代の食堂車のウエートレス風の服装をした女性たちが弁当の販売を行ったほか、乗客のリクエストに応えて写真撮影などを行った。

　この列車を企画したイベント会社は「いずれの路線も経営が厳しく、地元の乗客以外にも列車を利用してもらうのが狙いだ」と話している。

　メイドトレインは２１日と２２日の２日間限定で、各路線で一日５本程度運行されるという。