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手をさしのべたのは“統一教会”ではなく、嫌っていた息子… 元信者「子供たちのなかには傷が」

2022年8月2日 1:46
手をさしのべたのは“統一教会”ではなく、嫌っていた息子… 元信者「子供たちのなかには傷が」

“統一教会”の元信者の親子に話を聞きました。元2世信者の息子は、「いまでも許せない」と怒りを語り、父親は「子供たちのなかには傷が残っている。出会う前に戻って人生をやり直したい」と後悔を口にしました。

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1日、“統一教会”の元信者の親子が取材に答えました。

元「2世信者」である息子は、「周りと比べても『裕福じゃないな』と子供ながらに感じていた。いまでも“統一教会”は許せない」と怒りを語りました。
教会の教えに違和感を覚え、家を離れたといいます。

その一方で、父親は自己破産をするほど、追い込まれていきました。「生活ができないぐらいになっているのは教会側も知ってたけど、手を差し伸べてくれたのは、一番僕らを嫌っていた息子でした。マインドコントロールがとけ、いままでしていたことは、家庭のためといいながら、現実は家庭を壊していた部分がある。出会う前に戻ってやり直したい」と、後悔を口にしました。

父親は、自分と同じ家庭を持つ信者に対し、「子供たちのなかには傷が残っている。僕らと同じ“1世の信者”には、冷静になって考えてほしい。本当に統一教会が善なのか悪なのか。そうしないと家庭が壊されていく」と述べました。

※詳しくは動画をご覧ください。(8月1日放送『news zero』より)

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