端午の節句に福井市栃泉町では、伝統の「花山行事」が行われ、子どもたちが元気いっぱい音頭を取って健やかな成長を願いました。

ツツジの花で飾り付けた「花山」を手に元気いっぱいの掛け声を響かせながら歩く子どもたち。

花山行事は750年前から伝わる伝統行事で、今年は地区の内外から0歳から小学6年生までのあわせて38人が参加しました。

最高気温が福井と三国で30.8度など今年初の真夏日となったため、例年よりも給水ポイントを増やして、およそ1.5キロを練り歩きました。

■初めての参加した親子
「楽しく友達と歩いている姿を見て僕もうれしい」
「おもしろかった」
■今年で最後の参加になる子ども
「伝統的な行事なので、この先も続いてほしい」

子どもたちは神社に戻ると、神殿の前で花山や花飾りを地面に叩きつけて壊し、祭りを締めくくりました。