県が公表した柏崎刈羽原発が再稼働した際の経済効果の試算について、柏崎市の桜井市長は「下限を見積もったのではないか」と疑問を呈した上で、あらためて「再稼働の意味はある」と述べました。

柏崎刈羽原発の６・７号機が再稼働した場合について、県は経済面での波及効果が１０年間で４３９６億円に上ると試算しました。

柏崎市の桜井市長は、この試算について疑問を呈しました。

〈柏崎市・桜井雅浩市長〉
「私は少ないなと思いました。少なくとも今、私が想定するには１０年間で約４４００億という数字はずいぶん下限を見積もったのではないかという私の印象です」

その上で、桜井市長は「雇用や交付金などを含め再稼働の意味はある」と述べました。