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浦和阿部 新記録23季出場&開幕戦ゴール

2021年2月27日 20:22
浦和阿部 新記録23季出場&開幕戦ゴール

27日、明治安田生命J1リーグ第1節、浦和レッズ対FC東京が埼玉スタジアムで行われました。浦和は元日本代表の阿部勇樹選手(39)がスタメンとしてピッチに立ち、J1通算23シーズン目の出場は歴代最多記録をとなりました。

阿部選手が今季チーム最初のゴールを決めるも、試合は引き分けに終わりました。

今シーズンから4年ぶりに浦和のキャプテンに復帰した阿部選手、40歳を迎える今季、23シーズン目の開幕戦でスタメン出場しました。

まずチャンスをつかんだのは浦和。前半5分、J2琉球から新加入した小泉佳穂選手(24)のスルーパスに反応した杉本健勇選手(28)がゴール右隅に流し込むも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって杉本選手がオフサイドポジションにいたとの判定でゴールは取り消されます。

その後も前半33分に大卒ルーキーの伊藤敦樹選手(22)のミドルシュート、前半38分には今季栃木から加入した明本考浩選手(23)のヘディングなど新加入選手がFC東京ゴールに迫ります。

0対0のまま迎えた後半29分、浦和は小泉選手のコーナーキック。ヘディングでそらしたボールを槙野智章選手(33)がシュート。一度はキーパーに弾かれますが、こぼれ球を阿部選手が押し込み先制ゴール。阿部選手は今季チーム最初のゴールを決め、これが39歳5カ月21日でのゴール。開幕戦に限ると、93年の鹿島ジーコ選手の40歳2カ月13日に次ぐ歴代2位の年長得点記録となりました。

その後、後半41分にフリーキックからFC東京の元日本代表・森重真人選手(33)にヘディングで決められて同点。試合は引き分けに終わりました。

写真:森田直樹/アフロスポーツ