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能登半島地震の被災地への寄付を口実に県内の女性2人が約1200万円をだまし取られる SNSを通じて知り合う  

2024年2月21日 13:54
能登半島地震の被災地への寄付を口実に県内の女性2人が約1200万円をだまし取られる SNSを通じて知り合う  
被災地への寄付口実に約1200万円だましとられる

能登半島地震の被災地への寄付をうたうグループなどから県内の女性2人があわせておよそ1200万円をだまし取られたことが分かり、県警では詐欺事件として捜査しています。(2月21日)

県警によりますと女性の一人は1月以降にSNSを通じて知り合ったグループから「集めた金を運用して収益の一部を能登半島地震の被災地に寄付したい」と勧誘を受け、アプリをインストールして口座を開設しました。その後複数回にわたってこの口座に現金およそ1160万円を振り込んだものの、収益を受け取ろうとした際に「税金などがかかる」と言われ、不審に感じて警察などに相談したところ事件が発覚しました。

もう一人の女性は1月 に、SNSのダイレクトメッセージで、海外に住むという日本人から「能登半島地震でお金を寄付したい。体が不自由なので手助けしてほしい。海外から日本へ送る費用を立て替えて欲しい」と言われ、複数回にわたって現金約40万円を指定された口座に振り込んだということです。

県警では、SNSで知り合った見ず知らずの人に金を渡さないように注意を呼びかけています。

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