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「越前がに」赤ちゃん、続々と誕生 今はまだ体長3ミリ“プランクトン”状態 脱皮を繰り返してカニの姿に

2024年3月4日 14:39
「越前がに」赤ちゃん、続々と誕生 今はまだ体長3ミリ“プランクトン”状態 脱皮を繰り返してカニの姿に
見えますか?今はまだ体長3ミリ=4日午前10時ごろ、越前町の越前がにミュージアム

越前町の越前がにミュージアムで、カニのふ化が始まっていて、神秘的な生命の営みが観光客の関心を集めています。(3月4日)

水槽内でふわふわと浮かぶ無数の小さな粒。目をこらして見ると、小さい足を動かしている様子が確認できます。越前がにの赤ちゃん。1月からメスのセイコガニ60匹が一斉に産卵を始めたということです。

今は体長3ミリほどの「第Ⅰ期ゾエア」と呼ばれるプランクトンの状態で、脱皮を繰り返し、ゆっくりと稚ガニへと成長していきます。

■横浜から来た夫婦
夫「あんなに小っちゃくても脱皮するのかなとびっくりした。あんなにちっちゃくてもカニの形になるなんて」
妻「かわいかった。あんな時から“越前がに”なんですね」

カニのふ化は3月末まで続くということです。

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