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リーグワン 横浜・梶村が大暴れ神戸に大勝

2022年1月15日 23:44
リーグワン 横浜・梶村が大暴れ神戸に大勝

◇ジャパンラグビーリーグワン第2節 横浜キヤノンイーグルス55-21コベルコ神戸スティーラーズ(15日、神奈川・日産スタジアム)

連勝を狙う横浜キヤノンと今季初勝利を狙うコベルコ神戸との一戦。「前半からぶっ飛ばしていこうというプラン、選手に話をしていた」試合後に横浜キヤノンの沢木敬介監督が語ったその言葉通り、開始早々から主導権を握ったのはホームの横浜キヤノンでした。

開始1分で先制トライをあげると、前半10分にも自陣からボールを展開しトライ。最高のスタートダッシュを切ります。そしてそんなプラン通りのスタートを切った横浜キヤノンの攻撃をさらに加速させたのが、今季加入した梶村祐介選手(26)でした。

前半12分、味方とスイッチしてパスを受け取るとおよそ50mを独走し中央にトライ。さらに前半25分には梶村選手のパスで抜け出した松井千士選手からもう一度パスを受け取り、右隅にトライ。前半だけで梶村選手の2トライを含む5トライをあげた横浜キヤノンが、34-14で前半を終えます。

後半も横浜キヤノンが開始早々、日本代表アマナキ・レレイ・マフィ選手のトライで追加点をあげると、後半34分には前半2トライの梶村選手が力強い走りでディフェンスの間を突破。最後の一人をステップでかわし、約40mを独走でこの日3本目のトライ。梶村選手のハットトリックを含む合計8トライで横浜が55-21と神戸に大勝し、開幕2連勝を飾りました。

試合後梶村選手は、「アグレッシブにボールを前に運ぶプレースタイルを移籍してきてからずっと意識して取り組んできた」と自身のプレーについて明かし、「前半から80分間走り切れたのがスコアに現れた試合だった」と振り返りました。

■写真:アフロ