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スーパーボウルの舞台は建設費5600億円以上の“世界一高価”なスタジアム 2028年はオリパラ開閉会式も開催予定

2022年2月10日 15:37
スーパーボウルの舞台は建設費5600億円以上の“世界一高価”なスタジアム 2028年はオリパラ開閉会式も開催予定
SoFiスタジアムの目玉の一つでもある楕円(だえん)の形をした巨大なビジョン (写真:REX/アフロ)
日本時間2月14日に開催される第56回スーパーボウル。AFC王者のシンシナティ・ベンガルズとNFCチャンピオンのロサンゼルス・ラムズが激突する頂上決戦の舞台は、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるSoFiスタジアム。2020年に開場したばかりのスタジアムは、建設費、敷地面積、設備などすべてが規格外です。

建設費が49億ドル(約5600億円)以上と言われ、「世界で一番高価なスタジアム」の呼び声高いSoFiスタジアム。新国立競技場の建設費用が1569億円と言われているので、約3.6倍となります。ロサンゼルスに本拠を置くラムズとチャージャーズのホームスタジアムは、座席数が約7万席で、最大10万席まで拡張可能。このスタジアムを含むハリウッドパークの敷地は298エーカーで、東京ディズニーランド2.6個分の大きさに相当します。なお、スタジアムだけに限れば、その敷地は310万平方フィート(約29万平方メートル)でNFL最大です。

韓国の人気グループ「BTS」が2021年に歴史的なアメリカ公演を行い、SoFiスタジアム史上初の4回公演全席完売したのは記憶に新しいですが、第56回スーパーボウルの後にも同スタジアムではビッグイベントがめじろ押しです。2023年1月にカレッジフットボールの全米大学王座決定戦、2028年にはロサンゼルス五輪・パラリンピックの開閉会式が予定されています。

SoFiスタジアムのセールスポイントの一つは、フィールド中央につり下げられたインフィニティスクリーンbyサムスンと命名された4Kの大型ビジョン。7万平方フィート(約6500平方メートル)の巨大な楕円(だえん)の形をした両面ビデオボードは、フィールドから122フィート(約37メートル)の高さに設置され、120ヤード(約110メートル)の長さを誇ります。試合結果はもちろん、豪華なハーフタイムショーに加え、NFL最大のスタジアムをうかがうだけでも、スーパーボウルは一見の価値がありそうです。

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