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高梨沙羅 スーツ規定違反で失格後 初の大会で優勝「すごく緊張していた」と本音も

2022年3月3日 12:21
高梨沙羅 スーツ規定違反で失格後 初の大会で優勝「すごく緊張していた」と本音も
スーツ規定違反で失格後初の大会で優勝した高梨沙羅選手(写真:ロイター/アフロ)
◇ノルディックスキージャンプ女子W杯個人ラージヒル(現地2日、リレハンメル)

北京五輪ジャンプ混合団体でスーツの規定違反による失格処分を受けてから約1か月。高梨沙羅選手がW杯の個人ラージヒルに出場しました。

1回目のジャンプはK点を大きく超える130メートルのジャンプで北京五輪金メダリストのボガタイ選手に次ぐ2位に。

2回目も見事なビッグジャンプで132メートルをマークすると、ともに五輪を戦った伊藤有希選手から「ないす~」と声をかけられ笑顔を見せました。

結果は高梨選手の逆転優勝。今シーズン2勝目をあげ、自身が持つW杯の通算勝利数を62に更新しました。

試合後の勝利者インタビューに英語で応じた高梨選手は「びっくりしました。けさより結果は良くなってきていたし、すごくうれしいです」と笑顔を見せましたが、「すごく緊張していた」と失格騒動後、初の大会にのぞんだ本音をもらしました。

この勝利に北京五輪ジャンプ女子、個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得したカタリナ・アルトハウス選手からは「よかったね。おめでとう」と賛辞が送られています。

アルトハウス選手も団体戦でスーツ規定違反で失格処分を受けていました。

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