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ついに軍事侵攻開始 プーチン大統領「ロシアとロシア国民の安全を守るためには選択肢は1つだ」

2022年2月24日 16:46
ついに軍事侵攻開始 プーチン大統領「ロシアとロシア国民の安全を守るためには選択肢は1つだ」

ついにロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めました。プーチン大統領はウクライナ東部、親ロシア派勢力の支配地域などでの軍事作戦を行うと表明し、ウクライナ政府は国境警備隊やインフラなども攻撃の対象になっているとしています。
プーチン大統領はついにウクライナへの軍事侵攻に踏みきりました。同時に声明を発表していて、その正当性を主張しています。

プーチン大統領「ロシアとロシアの国民の安全を守るためには選択肢は1つだ。やむをえず我々は軍事作戦を行うしかない。ウクライナを占領するつもりはない」

プーチン大統領は今回の軍事作戦について、目的はウクライナ東部の人々の保護であり、国連憲章に沿っていることを強調した上で、ロシアが独立を承認したルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国との間で締結した条約に従って行うとして、その正当性を主張しました。そして、「今回の軍事作戦によって血が流れることの責任はウクライナの政権にある」とウクライナを批判しています。

一方で、計画の中にウクライナ領土の占領は含まれていないとした上で、この軍事作戦はロシア国民が支持してくれると信じているとも述べています。

そして、ロシア国防省は今回の軍事作戦について、ウクライナの都市へのミサイル、大砲での砲撃は行っておらず、高精度兵器でウクライナ軍の飛行場、対空防衛施設など軍事インフラを破壊していて、民間人へ何も脅威はないと発表しています。