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お家芸復活なるか?男子500m新浜立也が本番へ向け準備OK!「早くレースがしたい」

2022年2月11日 22:26
お家芸復活なるか?男子500m新浜立也が本番へ向け準備OK!「早くレースがしたい」
「早くレースがしたい」と語った新浜立也選手 (写真:日刊スポーツ/アフロ、撮影日は2月1日)
11日、男子スピードスケート500m初戦に向けて、新浜立也選手、村上右磨選手、森重航選手が前日練習を行いました。

男子500mといえば、清水宏保さんが1998年長野五輪で金、2002年のソルトレイクシティ五輪で銀。2010年バンクーバー五輪では長島圭一郎さんが銀、加藤条治さんが銅など、日本のお家芸とも呼ばれていました。3大会ぶりにメダル獲得なるか?期待が高まります。

現在の日本記録保持者は新浜立也選手(25)。W杯でも500mで8勝をあげている実力者です。大柄な体格を生かした力強い滑りと後半の伸びが持ち味。「全力で楽しんで、その結果が金メダルだったらいい」と意気込みを語りました。

◆以下、新浜立也選手のコメント

――体の状況は?

「ここまで北京に入ってすごい時間があったので、自分ができることは全てやってきましたし、しっかり自分がしたかった準備もこの期間でできました」

――やりたかった準備とは?

「今シーズン、ピーキングを合わせられなかったというのも正直あって、とりあえず北京に入ってピークが早く来ないこと、そして遅く来ないことに気をつけながら体のテンションや疲労度をコーチ、トレーナー含め相談し合いながら整えることができました」

――どんなレースをしたいと思いますか?

「先週のトライアルも万全ではなかった中で好タイムが出てましたし、逆に何であんなに好タイムが出たのか自分でもわかっていなくて、それくらい体の調子含めていいとは思います。緊張は多少なりするとは思いますが、あまりそういうところは考えないで今持っている力をすべて出して全力で楽しんで、その結果が金メダルだったらいいなと思います」

――金メダルへの思いは?

「目標は達成したいですが、結果にとらわれると自分のレースはできないと思うので、あまり結果にとらわれずまずは全力で楽しんでレースを終えたいです」

――明日に向けて今一番強い思いは?

「北京に入って一週間ちょっと、他の競技が始まっていく中で自分のレースがなかなか始まらなかったので、早くレースがしたいという気持ちが強いです。今日一日しっかり準備して、明日楽しみたいという気持ちです」