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ロシア軍、行政機関など攻撃 民間の犠牲者も

2022年3月3日 5:41

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻では、2日もロシア軍が都市部の行政機関などを攻撃し、民間の犠牲者が出ています。こうした中、国連総会では圧倒的多数でロシアを非難する決議が採択されました。

これまでもロシア軍が激しく攻撃を行ってきた第2の都市ハリコフでは、行政関連の建物などが依然として激しい攻撃を受け、2日には警察の建物などが破壊されました。ハリコフでは、これまでに21人が死亡しているということです。

ハリコフや首都キエフは、ウクライナ軍の抵抗によりロシア軍の攻勢を押しとどめていますが、ロシア国防省は2日、南部の都市ヘルソンを制圧したと発表しました。これに対してウクライナ側は、制圧されていないと反論し、激しい攻撃が続いているとみられます。

ロシア国防省は、これまでにロシア軍の死者が498人だと発表しました。ウクライナ側は、ロシア軍の死者が5000人以上だとしていて、情報戦ともなっています。

こうした中、焦点の停戦に向けた協議は2日は行われず、3日に行われる見通しです。

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一方で、ニューヨークで行われた国連総会の緊急特別会合では、ロシアを非難し即時撤退を求める決議が141か国の賛成により採択されました。

この日、アメリカの国連大使はロシア兵に向けて演説を行い、「戦争犯罪を犯してはならない。この戦争は一人の男の選択によるものだ」と語り、プーチン大統領を厳しく批判しました。

ロシアなど5か国が反対し、中国など35か国が棄権しましたが、採択後、総会議場は大きな拍手に包まれ、ロシアの孤立が強調される形となりました。