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「得意なことで力になりたい」農大学生が農作物販売で売り上げ同額の義援金を被災地寄付へ《長崎》

2024年2月1日 13:00
「得意なことで力になりたい」農大学生が農作物販売で売り上げ同額の義援金を被災地寄付へ《長崎》

学生による支援の動きも始まっています。

31日に県庁ロビーで開かれた チャリティー農産物販売会。

被災地支援に役立ててもらおうと、県立農業大学校の学生会が開催しました。

大粒に育ったイチゴや、バラとカーネーションの華やかな花束など、学生たちが丹精込めて栽培した30種類以上の農作物を販売。

訪れた人は両手いっぱいに野菜やくだもの、花を購入していました。

(買い物客)
「大根と白菜、長ネギ、ニンジンにジャガイモ。鍋の食材にいいかなと」

(買い物客)
「すごくいいことだと思う。手軽に被災地支援ができる機会がもらえて、私もうれしい」

(買い物客)
「とってもいいと思う。また同じような取り組みをしてもらえれば、買いたい」

(県立農業大学校 学生会 前田 善行 会長)
「最初は、ニュースを見るだけで何もできないのではないかと思っていたが、自分たちは作物を作ることが得意なので、得意なことで力になれるのはうれしい」

学生会では、今回の販売会での売り上げ金と同じ額の義援金を、県を通じて被災地に寄付するということです。