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『ガラガラヘビがやってくる』など“粘土アニメ”を制作 森まさあきさん死去

2025年3月27日 14:25
『ガラガラヘビがやってくる』など“粘土アニメ”を制作 森まさあきさん死去
森まさあきさんが手がけた作品『舞踏会/ブタ王子・ブタ姫』(C)MASAAKI MORI
“粘土アニメーション”で数々の作品を発表した、アニメーターの森まさあきさんが3月24日に亡くなったことを、森さんが名誉教授を務めていた東京造形大学が発表しました。

東京造形大学のホームページによると、森さんは1955年静岡生まれ。大学時代から特撮・人形アニメーションの創作活動を始め、8ミリフィルムのコンテストなどに入賞します。

1980年にアニメーションスタッフルームに入社し、数多くのアニメーションCMを手がけますが、自ら人形を作って動かす“粘土アニメーション”に開眼し、独立しました。

■森さんが手がけたクレイアニメーションの代表作

粘土を中心とした、手作りのアニメーション表現にこだわった森さん。

森さんの公式サイトによると、制作した作品の1つとして紹介されているのが『とんねるずのみなさんのおかげです』のオープニング映像。『ガラガラヘビがやってくる』『がじゃいも』にのせて、森さんが生み出したキャラクターたちがクレイアニメーションで生き生きと表現されました。

さらに、ミニモニ。の『ミニモニ。テレフォン!リンリンリン』のミュージックビデオや、『ピクミン2』のテレビCMなどを手がけたことが紹介されています。

また、2005年に東京造形大学の専任教員に着任。創作活動を続けながら、アニメーション教育にも携わっていました。

東京造形大学は、森さんが3月24日に亡くなったことを発表。30日に『森まさあきさんとお別れする会(告別式)』が行われる予定だということです。
最終更新日:2025年3月27日 14:25