氷川きよし「生きてた中で一番幸せな瞬間」 小室哲哉アレンジの特別な『きよしのズンドコ節』披露

■シックな黒の衣装で挑む野外フェス「みなさんの心に届くように」
パフォーマンス前の氷川さんにインタビュー。意気込みを聞くと、「初めてのジゴロックフェスなのでちょっと緊張しているんですけど」と心境を明かしつつ、「久しぶりの大分で、いつも2002年から毎年大分には必ず1年に一回コンサートでお邪魔してたんですけど、ずっと大分来てなかったので。今日は大分の皆さん、そして遠くから来られた皆さんに喜んでもらえるようなステージにしたいなと思いますし、今回は小室さんにお声がけいただいたので、そして新曲の『Party of Monsters』も作っていただいたので、みなさんの心に届くように歌わせていただきたいな」と力強く語りました。
さらに、黒の衣装で登場した氷川さんは、そのこだわりについて「いろいろ悩んだんですけど。赤も入れようかなと思ったんですけど、やっぱり年齢的なことをどうしても考えちゃって、ちょっとシックにしたほうがいいかなと思って、ちょっとシルバーと黒だけの2色にしました」と笑顔を見せました。
■力強いパフォーマンス 小室さんがアレンジした特別な『きよしのズンドコ節』も披露
観客の拍手のなかステージに登場した氷川さんは1曲目に『限界突破×サバイバー』から披露しました。歌い終えたMCでは、「みなさん暑くないですか? 大丈夫ですか?」と会場に集まった観客を気にかけながら、「今回、KIINA.として色んな歌を表現させていただいておりますけど、2000年の2月2日にデビューさせていただきまして、氷川きよしっていう芸名をビートたけしさんにつけていただきました。そして、志村けんさんとビートたけしさんに応援していただいて、そしてこの芸能界の中に入らせていただいて、今年でデビューしてから26年目になりました」と振り返ると、会場は拍手に包まれました。
さらに、観客へ「みなさんどういうイメージがあります? 氷川きよしって聞くと」と質問した氷川さん。観客から「ズンドコ」という声が上がると、氷川さんは「ズンドコ? やめなさいよ」とツッコミながらも「そうですね、ありがたいことでもう代表曲もみなさんのおかげで増えて、とてもうれしいんですが、ズンドコ節を今日は小室さんがアレンジをしてくださって、このジゴロックのバージョンでお送りします!」とビートが聞いた特別バージョンの『きよしのズンドコ節』を熱唱しました。
続けて、TM NETWORKのカバー曲『SEVEN DAYS WAR』を披露。さらに、“18歳のいつか歌手になれたら曲をつくっていただきたいという夢で憧れだった”という小室さんとコラボした新曲『Party of Monsters』をダンサーとともにパフォーマンスし、ステージを締めくくりました。