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2011年5月1日 20:55

橋之助、井上作品に苦労も素晴らしさ実感

橋之助、井上作品に苦労も素晴らしさ実感
(c)NNN

 歌舞伎俳優の中村橋之助(45)、俳優の古田新太(45)が1日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで舞台「たいこどんどん」(2日初日)の公開舞台げいこを行った。
 
 小説家の故井上ひさしさんの初期作品を舞台化。薬種問屋の若旦那と忠実なたいこもちの珍道中を描く。

 橋之助は「(井上さんが)お亡くなりになられて1年…早いですよね」としんみり。「改めて井上作品の素晴らしさをこの作品を通して感じました」とする一方、「舞台としておこすのは大変な作業」と本音を吐露。古田もせりふの多さに「誠にしんどいですね、この芝居は。やらなければよかった」と笑いを誘いながらも、「なるべく台本通りにやりたい」と井上さんの原作に敬意を表した。

 演出を務めた蜷川幸雄氏(75)も苦笑しつつ、「本がだいたい、駄ジャレ、語呂合わせ、下半身(下ネタ)、歌は長い、場面転換は多い、セリフは膨大。大変ですよ、この2人は。井上め!と思いながら、周りは楽しんでします」と人ごとのように語った。

 厳しい演出で知られる蜷川氏だが、橋之助は「けいこに入る前は灰皿が飛んでくるのかと思っていましたけど、そんなことはなく。とても心優しい方だなという印象。おけいこに行くのが本当に楽しかった」と前評判とは違った印象を笑顔で明かした。