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2011年6月9日 20:43

平野啓子「はっとするような新鮮な音」録音

平野啓子「はっとするような新鮮な音」録音
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 平成の語り部と呼ばれるフリーアナウンサーの平野啓子(50)が9日、都内で新作語りCD「藪の中(作:芥川龍之介)/山月記(作:中島敦)」の発売記念イベントを行った。入場者100名に、「藪の中」「山月記」を生朗読した。

 2009年発売の「走れメロス」に続く第2弾で、「はっとするような新鮮な音が随所に出てくると思います。自分で言うのも何ですけど、とてもいいCDができたと思います」と仕上がりに太鼓判を押した。

 日本の文化や自然の美しさを紹介するなど、語りのジャンルで新境地を開いてきた。「『藪の中』にしても『山月記』にしても、読んだときもかなりのインパクトがある作品ですけど、声に出すとそのイメージが立体化してくる。そういう力を持った作品です」と解説し、「日本語は、音を解体すると子音に母音が付いている。子音を丁寧に、母音を美しく発音すると、必ず全世界に通用する美しい日本語になると思います」と理想的な話し方を明かした。

 12日に、東日本大震災の被災者の避難所となっている東京・旧グランドプリンスホテル赤坂で、ボランティアとして言葉を届ける。
 「東北の名作を中心に、語りと朗読と読み聞かせでお届けする」とアプローチを示し、「東北が素晴らしい場所であることを、そしてその素晴らしい土地が、多くの名作を生み続けてきたことを私も伝え続けていきたい」と支援の継続を誓った。