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2011年11月16日 19:26

猫ひろし記録伸びず。東南アジア5位に満足

猫ひろし記録伸びず。東南アジア5位に満足
(c)NNN

 ロンドン五輪の男子マラソンに出場するため、同競技の選手層の薄いカンボジアの国籍を取得したお笑いタレントの猫ひろし(34)が16日、インドネシアで行われた「東南アジア競技大会(英語名:South East Asian Games、英語略称:SEAGames)」にカンボジア代表として出場し、5位でゴールした。国内最高記録の2時間31分台には及ばず、自己記録を10秒更新した2時間37分39秒だった。

 コンディションは万全ではなく、左足に「シンスプリント」という症状があり、右足にはカンボジアで痛めた「ひ骨筋炎」が若干残っていた。足だけでなく練習で痛めた腹筋の肉離れもあり、テーピングで補強している状況だったという。

 試合にはカンボジア含め11カ国のマラソン代表選手(男子10名。女子8名)が集結。午前5時30分にスタートし、バレンパン市内街道約8キロのコースを5周した。

 スタート後、トップ集団から離された。7位で前半24キロを約56分で通過。上位5人から引き離されたが、後半の3週で1人抜き6位に。さらに終盤追い上げ、もう1人を抜いて5位に浮上した。大方の選手が後半にペースを落とす中、逆に猫は後半になるにつれ追い越すという独特の脚力を発揮した。

 ゴール後、猫は「練習でけがとかしてたんですけど、なんとか頑張れました。あと、この暑い気候と、環境もすごかったんで、この中でよく自己ベスト出せたと思ってます。東南アジア5位なんで、堂々と帰ろうと思います。31分切れなかったのは実力なんで、認めます。とりあえず、休みたいです。これにかかわらず、カンボジア選手内での1位を目指すことには変わりなく頑張りたいです」と次のレースへの意欲をにじませた。

 カンボジアオリンピック委員会コーチは「カンボジアオリンピック委員会内のマラソンを担当するコーチである私が、猫ひろしを選んだ。私が専門的に判断して、オリンピック委員会にレポートを出す。将来性も含めて判断すると、現在のところのオリンピック代表は猫ひろしだ。(国内最高記録保持者の)ヘムブンティンは現在のところは関係ない(オリンピック委員会理事長によるとオリンピック選手団ではないとのこと)。いずれにしてもカンボジアのマラソン選手の中では猫は早いのは間違いなく、カンボジア屈指のマラソンの専門選手である。現在のところはオリンピック候補選手として考えている。最終決定は2月頃だが、このまま猫ひろしが走るたびに記録を更新すればオリンピック代表になるだろう」と見通しを示した。