日テレNEWS
カルチャー
2012年2月2日 19:10

六代目勘九郎口上「憧れの名を汚さぬよう」

六代目勘九郎口上「憧れの名を汚さぬよう」
(c)NNN

 歌舞伎俳優の中村勘太郎改め六代目中村勘九郎(30)の襲名披露興行「二月大歌舞伎」が2日、東京・新橋演舞場で開幕した。 

 勘九郎は、父の中村勘三郎(56)の前名。夜の部で、他の出演者とともに裃(かみしも)姿で襲名の口上を述べた。

 父は冒頭で「このたび、私の長男・中村勘太郎が、中村勘九郎を六代目として襲名する運びとあいなりましてございます。勘九郎という名跡は五代目として私が襲名させていただきまして、皆さま方に『勘九郎ぼうや』『勘九郎ちゃん』とかわいがっていただいた名前でございます。でございますので、大したことはありません」と息子の両肩にのしかかる重圧を和らげるかのように観客にユーモアを届けた。

 弟の中村七之助(28)は「兄とは初舞台が一緒でございました。初舞台後も数多くの舞台を一緒に勤めてまいりました。この後も兄弟仲良く、手に手を取り合って芸道の道に精進していく所存にございます」とあいさつした。

 勘九郎の順番になるとひときわ大きな拍手が会場を包んだ。
 「父が46年間、名乗りました勘九郎の名を六代目として襲名いたす運びとあいなりましてございます」とあらためて報告。勘三郎の口上を受けて「父は大したことはないと言っておりましたけれども、大したことあります。私にとりまして、憧れの名前でございます。その憧れの勘九郎を汚さぬよう、弟・七之助とともに手に手を取り合って精進いたします」と誓いを立てた。