カルチャー
2012年3月6日 22:01
メリル・ストリープ、3年ぶり来日を喜ぶ

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第84回米アカデミー賞で主演女優賞を受賞した米女優のメリル・ストリープ(62)が6日、都内で行われた映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(16日公開)のプレミア試写会に出席した。
1979年から1990年にかけて英国史上初の女性首相を務めたマーガレット・サッチャーの政治家としての栄光と挫折、犠牲にした愛に向き合う姿を描いた作品。
フィリダ・ロイド監督(54)とともに登壇すると、客席からの「アカデミー賞おめでとう」という祝辞に「ありがとう!」と日本語で返した。
主演女優賞に輝いた瞬間のことを「もうこの年だし、感動することなんてないと思っていたけど、ありましたね。頭が真っ白になりました。それくらい感動しました」としみじみ回想。「家族もとても喜んでくれました」と笑顔を弾けさせた。
来日は3年ぶりだが、「この映画をこの時期に日本に持ってくることができて良かった。感動です。津波から1年、犠牲になった方、今も苦しんでいる方に希望はあるんだと申し上げたいです」と東日本大震災の被災者へ思いを寄せた。