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2013年1月24日 15:32

ウォシャウスキー姉弟、普通の映画とは違う

ウォシャウスキー姉弟、普通の映画とは違う
(c)NNN

 映画「クラウド アトラス」(3月15日公開)の来日会見が24日、都内で行われ、メガホンを取ったラナ・ウォシャウスキー監督(47)、アンディ・ウォシャウスキー監督(45)、トム・ティクヴァ監督(47)が出席した。

 ウォシャウスキー姉弟(姉・ラナ監督、弟・アンディ監督)は映画「マトリックス レボリューションズ」のPR以来、10年ぶり3度目の日本。トム監督は映画「パフューム ある人殺しの物語」のキャンペーン以来7年ぶり2度目となる。
 ラナ監督が「東京は大好きな街です」と笑みを浮かべると、トム監督も「うれしいです」と久々の来日を喜んだ。

 3人がタッグを組んだ本作は、作家のデイヴィッド・ミッチェル氏の同名ベストセラー小説を原作とした巨編。19世紀から24世紀までの6つの時代と場所で6つの人生を生きる男を主人公に、過去、現在、未来にまたがる6つのエピソードが交差するエンターテインメント作品に仕上がっている。

 主人公を演じた俳優のトム・ハンクス(56)は、ドクター、安ホテルの支配人、俳優など6役を熱演した。
 6人の男の演じ分けについてアンディ監督は、「トムはすごく興奮していました。とても楽しんで演じていたと思います。見事でした。1つの映画で6役演じ分けるなんて、あまりないですから。それに、どれも普段はやらないないような役でした。だからこそ、興奮していたんだと思う」と主人公の気持ちを代弁。トム監督も「楽しんでくれていたと思う。非常にワクワクする経験だったんだと思いますよ」と熱演をたたえた。

 壮大なストーリーについて、司会者から楽しみ方のポイントを尋ねられるとアンディ監督は「どんな作品でも、先入観を持って見るのは良くないと思うんです。オープンな気持ちで見てほしい」ときっぱり。
 ラナ監督も「我々は物ごとに慣例や先入観を持っていると思う。私たちはそれが嫌いです。それなので、映画に対する新しいアプローチをやろうと試みています。かなりアグレッシブで、普通の映画とは違うかと思います。でも、だからといって拒否反応を示さないでほしい。伝統や慣例にとらわれないでいただきたい」と日本のファンへ届くよう、作品への思いを熱く語った。