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2014年4月26日 18:13

樹木希林ひやひや「また持ち出しになるか」

樹木希林ひやひや「また持ち出しになるか」
(c)NNN

 全身がんの治療と長年向き合ってきた女優の樹木希林(71)が26日、東京・渋谷のオーディトリウム渋谷で映画「神宮希林 わたしの神様」の公開初日舞台あいさつを行った。

 「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」という樹木のお伊勢参りドキュメントで、「19本の新作映画がゴールデンウィークに向けてスタートした日に、この作品に足を運んでいただき、ありがとうございます」と客席に呼びかけた。

 自宅での撮影から伊勢神宮、東北の被災地へと樹木は足を運んだ。人生初のドキュメンタリーで、テレビ番組からスクリーン作品へと飛躍したが、肝を冷やす出来事もあった。
 「監督といろんなところへ行くんだけど、『金がない、金がない』と言うから、『領収書をください』って」と食事代を引き受けたことを明かし、「(映画化にあたっては老舗和菓子メーカーの)赤福さんが協賛してくれたからよかったものの、また持ち出しになるところだった」と振り返った。

 今年2月に行われた同作の完成披露試写会で「がんの一部が消滅した」と明かしていた。この日の樹木も元気そのもので、「(撮影で)そこの場(伊勢神宮)にいられた充足感、達成感がありました」と達観した面持ち。観客と感想のやり取りをするなど、初日の舞台あいさつを楽しんだ。