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尾上菊五郎「正月らしい勢いのあるお芝居」

2015年1月3日 13:05
尾上菊五郎「正月らしい勢いのあるお芝居」

 歌舞伎俳優の尾上菊五郎(72)、中村時蔵(59)、尾上松緑(39)、尾上菊之助(37)らが3日、東京・国立劇場で、初春歌舞伎公演「通し狂言 南総里見八犬伝」(〜27日)の初日を迎えた。

 江戸時代の読本作者、曲亭馬琴(=きょくていばきん)が「南総里見八犬伝」を刊行したのが1814年。200年の節目にあたる記念公演で、出演者は本番前に酒樽の鏡開きを行った。

 菊五郎は「季節感のある、正月らしい勢いのあるお芝居に仕上がってございます」と笑顔でPR。時蔵は「楽しく千秋楽までつとめたいと思います」と意気込んだ。

 松緑は2役を演じる。「悪人と正義の味方を演じさせていただいております。気の変わる2役を大変気持ちよく演じさせていただいておりますので、気持ちよさがお客様に伝わるように演じたい」と意欲を示した。
 菊之助は未年にちなみ「新年明けましておメェ〜でとうございます」と茶目っ気たっぷりにあいさつ。「歌舞伎史上の中で3本の指に入るようなスーパーヒーローの役でございます」と役どころを語った。