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渥美、新曲を「歌謡史に残る曲にしたい」

2015年1月29日 17:48
渥美、新曲を「歌謡史に残る曲にしたい」

 演歌歌手の渥美二郎(62)が27日、東京・西新井文化ホールで新春コンサートを行った。

 今年初めてのコンサートは、渥美の地元・足立区での開催。開演前の囲み取材では、昨年12月17日に発売した新曲「奥の細道」について「歌謡史に残る曲にしたい」と力強くアピールした。

 新曲「奥の細道」は江戸時代の俳人・松尾芭蕉の「おくのほそ道」を題材にした、渥美本人の作詞・作曲による楽曲。1989年に構想ができあがっていたものの、渥美ががんを患ったため制作が見送られ、昨年25年越しの発売を果たした。
 渥美は「昨年、ギリギリに発売にこぎつけました」とリリースがかなったことを喜び、今後は「(芭蕉が)『おくのほそ道』で通った11県でのコンサートはやっていきたい」と意気込んだ。

 ステージには銀色のスーツで登場し、新曲をファンの前で初歌唱した。「4年ぶりに足立区にやってまいりました。足立区は僕を生んでくれた町です。自然と力が入ります。最後までお楽しみください」とあいさつ。新曲や代表曲「夢追い酒」「釜山港へ帰れ」のほか、往年の昭和流行歌を本人のギターやマンドリン、ピアノ演奏で披露する盛りだくさんの内容で、昼夜合計1800人を楽しませた。