前川清、藤圭子さんの楽曲、命日に歌い悼む
歌手の前川清(67)が誕生日の19日、都内のジャズバーで洋楽カバーライブを開催。満員の観客100人の前で、エルビス・プレスリーやフランク・シナトラの楽曲や自身の持ち歌など16曲を歌い上げた。
今年1月に、自身初の洋楽カバーアルバム「My Favorite Songs〜Oldies〜」をリリース。長崎県佐世保市で育つ中、米軍放送から流れてくる音楽に親しみ、ボーカリストとしての素地を培った楽曲を、「ディナーショーより近い」という観客を前に、緊張感たっぷりに披露した。
「きょうが67歳の誕生日ですから」という祝いの日で「70歳まであと3年。自分で火を起こして、緊張感を持たないとダメ。昔のヒット曲だけを歌っているんじゃなくて、オールディーズに挑んで頑張りたい」と意欲を示した。
今週22日は、元妻で歌手の藤圭子さんの命日にあたる。
その日、東京・品川のライブハウスで追加公演も決定している。
「しっとり感を出しながら、いい意味で供養になればいいなと思いながら、頑張りたい」としみじみ。藤さんの楽曲「新宿の女」を歌うプランもあるという。