つんく♂手記出版…声帯摘出の葛藤など記す

喉頭がんで闘病中の音楽プロデューサー・つんく♂(46)の手記『「だから、生きる。」』(新潮社)が、10日に発売される。
つんく♂は2014年2月、早期の喉頭がんであることが発覚。同年9月には寛解したと発表したが、同年10月にがんが再び見つかったことを公表し、声帯の摘出手術を受けた。
手記では声帯摘出にいたるまでの葛藤や、闘病生活を支えてくれた家族のことのほか、声を失って歩み始めた新しい人生についても赤裸々につづっている。
つんく♂は「学生時代からノンストップで走ってきたように思います。しかし、昨年の病気で少し立ち止まり、結果、自分を振り返る事が出来ました。人生を見つめ直し、思った事、感じた事を文字にしました。病気について、仕事や音楽について、家族含めたプライベートな事についていろいろ書きましたよ。たくさんの方に手に取っていただけると幸いです」とコメントを寄せた。