初G1制覇北島三郎、愛馬が菊花賞優勝
歌手の北島三郎(79)がオーナー(名義は有限会社大野商事)の競走馬、キタサンブラックが25日、京都競馬場で行われたクラシックG1菊花賞(距離3000メートル)で優勝した。
クラシック3冠の皐月賞は3着、日本ダービーは14着と惨敗したが、最後の1冠で見事勝利。北島は、G1レースを初めて制覇した。
北村宏司ジョッキーは3度目の菊花賞騎乗で初優勝。レース前に北島オーナーに「頼むね」と声をかけられたという。
北島は表彰式で「こういう大事なときに歌を歌うのは失礼かなと思うんですけど、うれしいですから、競馬を愛してくれる皆さんに感謝をこめて、(楽曲)『まつり』を歌います」と力強く宣言。サビの部分から「まつりだ、まつりだ(中略)これが競馬のまつりだよ♪おそまつさまでした」とアカペラで歌唱し、観客の声援に応えた。