榎木孝明、不食は「健康体だからできる」

俳優の榎木孝明(59)が24日、都内で書籍「30日間、食べることやめてみました」(マキノ出版)の刊行記念イベントを開催した。
今年5月に30日間の不食生活を実践して話題となった榎木が、その経緯やきっかけを日記風に記した1冊。付属のDVDには、期間中の榎木に密着した映像も収録されている。
榎木はこの日、報道陣の取材に対応。「常識にとらわれている現代の人に読んでほしい」と呼びかける一方、「人に推奨するわけではなく、(自分が)実験的にやってみたかったから。健康体だからできること」と注釈をつけた。
榎木は自身が実践したきっかけを「時代劇をする時、3日から1週間は食べないことがあって、その時に集中力が高まったり、悪いことが起きなかったから」と説明。何年も前から長期でやりたいと考えていたそうで、“30日”という日数を選んだのは「説得力があるかなと思って」と話した。
不食期間中は「病院の1室を借りて、宿泊させてもらっていました。仕事をしながら、夜は(病院に)帰って寝る(って感じでした)」と体調管理に抜かりはなし。「飲み物(は飲んでいたが)、血糖値が下がった時があって病院の先生のアドバイスで糖分と塩分、ブドウ糖のかけらを少し(摂取していました)」と語った。
体重の変化についても「20キロくらい減るのは覚悟していたんですけど、現実には2週間ちょっとたった時に10キロ減って、あとは最後まで一定でした。81キロから70ちょっとなので、10キロちょっとやせませした」と報告。
現在は7キロ戻って、77キロをキープしているという。