アイドルデュオのＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓが１日、東京・水道橋の東京ドームでコンサート「２０１５─２０１６　Ｃｏｎｃｅｒｔ　ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓ」を開催した。

　２０１５年１２月の大阪公演２デイズからスタートし、全４公演で２０万人を動員。この日が東京公演最終日で、デビュー曲「硝子の少年」から最新曲「夢を見れば傷つくこともある」など全２７曲を披露した。

　ＭＣ（トーク部分）で堂本光一（３７）がデビュー２０周年突入をファンに報告していると、堂本剛（３６）が、きょうが誕生日である光一をサプライズで祝福。バンドを引き連れ♪ハッピーバースデー♪を演奏し、最後の部分で剛がトロンボーンを吹く予定だった。
　ところが音がうまく出ず、再トライしたが失敗……。用意したケーキとプレゼントを手渡すと、光一は「今までで一番豪華な誕生日」と素直に喜びを表現した。
　プレゼントの袋を開けると、剛が先ほどまで吹いていたトロンボーンと色違いの同楽器と入門テキストが入っていた。剛は「来年のキンキのライブはこれ（＝トロンボーンで演奏）で」と狙いを明かすと光一は苦笑いだったが、次の楽曲でもトロンボーンを持ちながら歌うなど気に入った様子だった。

　アンコールでは、会場を見渡しながら光一が「２０１６年も（ファンと）楽しい時間を作っていきたい」とにっこり。剛は「光一派、剛派ではなくて、キンキ派でシンプルに愛して」とメッセージを送った。