南果歩、放射線治療で「5週間毎日病院へ」
女優の南果歩(52)が1日、都内で行われた乳がん啓発イベント「ピンクリボンフェスティバル2016」に参加し、トークショーを行った。
2月に受けた人間ドックで早期の乳がんであることが発覚した南は「(同プロジェクトの)“早期発見・早期治療”というスローガンに賛同しています」とコメント。
早期発見が難しい理由について、「会社員の方は定期検診があると思うが、私たち自由業や主婦の人、パート勤めの人たちは定期的に受けさせてくれるところがない」と指摘。「だから、自らの意思で時間を作っていかないとチャンスを逃してしまいます。まずは検診を受けてください。何よりも検診を!」と語尾を強めて呼びかけた。
また、乳がん患者にとって周りのサポートも大事で、「私の場合は放射線治療のために5週間、毎日(病院へ)通いました」と回想。
その際には家族や周りの人からの励ましの言葉に勇気づけられたそうで、「男性もこの病気を理解してちゃんとサポートすることが、患者さんにとって心強い。(患者へのサポートを)よろしくお願いします」と話した。