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『七代目三遊亭円楽』襲名に豪華な顔ぶれ 桂文枝「とにかくお父さんを抜いてほしい」

2025年2月27日 23:50
『七代目三遊亭円楽』襲名に豪華な顔ぶれ 桂文枝「とにかくお父さんを抜いてほしい」
七代目三遊亭円楽さん
落語家の七代目三遊亭円楽さん(47)の 襲名披露興行が26日、東京・有楽町で初日を迎え、東西の落語界の重鎮たちが集結。それぞれが期待していることを語りました。

■七代目三遊亭円楽「少しでも恩返しできれば」

今回『七代目三遊亭円楽』を襲名したのは三遊亭好楽さん(78)の長男。2001年に父の師匠でもある五代目三遊亭圓楽さんに最後の弟子として入門し、今月20日に円楽一門会の総意により、三遊亭王楽改め七代目三遊亭円楽を襲名しました。


自身の襲名披露興行に人気落語家が多数出演することについて七代目円楽さんは「右も左もわからない頃からお世話になった方々ばっかりに、今回の公演に集まっていただいたので、少しでも恩返しできればなと思っています」と決意を新たにしました。

■襲名披露興行初日は落語界の重鎮たちが集結

襲名披露興行初日には東西の落語界の重鎮たちが出席。桂文枝さん(81)は「お父さん(好楽さん)をとにかく抜いてほしいと思いますね。遠い日じゃないと思います」とエールを送りました。

春風亭昇太さん(65)は「前の方たちとどうしても比べられるわけだから、全然別の方向に行ってしまった方が僕はいいと思います」とコメント。

立川志らくさん(61)は「円楽と言ったら七代目の顔が浮かぶような、そういう円楽になってほしいですね」と、七代目円楽としての飛躍に期待を込めました。

■初日は感謝を込めて『芝浜』を熱演

七代目円楽さんが初日に選んだ演目は、夫婦愛を描いた人情ばなし『芝浜』。五代目圓楽さん、六代目円楽さんが得意としていた演目であり、妻や支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて決めたということです。

終演後、七代目円楽さんは「まだまだ未熟者ですけれども、落語の面白さをどんどん広めていきたいなと思います」と、今後の“夢”を語りました。

(2月27日放送『news every.』より)

最終更新日:2025年2月27日 23:50