中田英寿氏、福島の地酒は「レベルが高い」
サッカー元日本代表選手の中田英寿氏(40)が23日、東京国際フォーラムでトークショーを行った。
同所ではこの日、福島県のPRイベント「FUKU FES 2017−ふくしま大交流フェスタ−」を開催。会場には、福島の日本酒が20蔵以上も楽しめるエリアが設けられている。
47都道府県の酒蔵300か所以上を回るほど日本酒に精通している中田氏は「福島のお酒っていうのは、全国的に見ても非常にレベルは高いと思います。どちらかというと純米大吟醸のような(格式の高い)お酒というより、食事の合間に飲む純米酒のような(庶民的な味が)すごくいいなと。食事中に飲むお酒というイメージがあります」と紹介した。
現在、福島には約70か所の酒蔵があるが、中田氏はそのうちの約20か所を訪れたことがあるという。
今後、福島の日本酒をどうやってPRしたらいいかアイデアを求められると、中田氏は「それぞれの多様性が福島のお酒にはある。(同じ福島県内でも酒蔵の場所によって)あれだけ気候が違うので、水も当然違いますし(味が違う)」と分析し、「温泉地ともう少し密接につながってセットになれば。食事とのペアリングが分かるといいなと思います」と、日本酒に合うご当地グルメもセットでPRすることを推奨した。