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2019年2月20日 11:07

千昌夫「運が強い人」恩人の偉業を振り返る

千昌夫「運が強い人」恩人の偉業を振り返る
(c)NNN

11日に心不全のため88歳で死去した芸能事務所「第一プロダクション」の元社長、岸部清さんの葬儀・告別式が19日、東京・青山葬儀所で営まれ、故人が育てた歌手の千昌夫(71)、新沼謙治(62)、森口博子(50)ら芸能関係者約300人が別れを惜しんだ。

弔辞を述べた千は、岸部さんと二人三脚でミリオンヒットに育てた楽曲「星影のワルツ」の一節をアカペラで披露した後、「社長、とうとうお別れの日が来てしまいました」と切り出した。
千が岸部さんと知り合ったのは約51年前。「私の『星影のワルツ』が少しヒットの兆しを見せ始めたころで、昭和43年の今ごろでした」と懐かしそうに振り返り、「マネージメント契約をしたのは昭和43年2月1日。その日から何か月もたたないうちにミリオンセラーになって、紅白歌合戦にも選ばれました。社長も本当、運が強い人でした」と振り返った。

さらに千は「今日(こんにち)、日本の音楽業界はCDの売り上げが落ちていますが、エンターテインメント活動はますます盛んになっています」と遺影に語りかけ、「その礎を岸部社長たちが作られたのだと思います」と音楽業界の先達の情熱に思いを寄せた。

出棺時には歌手の故井上ひろしさんの「雨に咲く花」と千の「星影のワルツ」が繰り返し流され、涙雨が降り始める中、千や新沼らに担がれた棺(ひつぎ)に参列者は両手を合わせた。