歌舞伎俳優の片岡孝太郎さん（57）が14日、客席の不具合のため歌舞伎座で行われる予定だった『四月大歌舞伎』が中止になったことについて、自身のブログで心境をつづりました。

『緊急なご報告』というタイトルでブログを投稿した孝太郎さん。はじめに「大変皆様へご迷惑をお掛け致します。我々役者、スタッフも驚愕致しております」とコメントしました。

続けて、「夜の部支度を終えて舞台に行くものや私は化粧を始める時に通達がありただただ驚いています、昔なら不具合の座席のみ不使用にして映画でもスタジアムでも公演はあったものと思いますが、松竹さんとしても苦渋の決断だったと思います」と思いをつづり、「ご予定されていたお客様には申し訳ございませんでした、どうか再開をお待ち下さい」と観客へ呼びかけました。

歌舞伎座は客席に不具合が起きたため、『四月大歌舞伎』の公演を14 日（月）夜の部から 17 日（木）夜の部までの公演を中止することを14日、松竹の公式サイトで発表していました。