赤楚衛二、台湾での舞台挨拶に喜び 「お会いすることができると思っていなかった」

映画は、沖縄出身のバンド・HYの名曲『366日』をモチーフにした作品で、沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えたラブストーリーです。
上映後の泣きはらした観客の顔を見て赤楚さんは「目が赤いですね。(感動してくれて)うれしい」と、本作に込めた思いが伝わったことを実感。さらに、「僕は、自分のシーンは恥ずかしさもあって泣けませんでしたが、(稲垣来泉さん演じる)陽葵の苦しさにはすごく泣きました」と、自身の感動したポイントを明かしました。
そして質問コーナーでは、本作での大きな挑戦は何だったのかを聞かれると、赤楚さんは「10代から30代中盤まで演じなければならないのが挑戦でした。僕ももう30代なので制服着られるかな? と思って」と答えました。
さらに、印象的だったシーンを聞かれると「沖縄の海中道路で(上白石萌歌さん演じる)美海と自転車をこぐシーンです。ドローンでの撮影で音を録っていなかったので、HYさんの曲を流しながら自転車をこいでいました。めちゃくちゃ気持ちよかったです」と撮影エピソードを披露しました。
また、イベントの最後には「今日は短い間でしたがありがとうございました。本当にこの作品は、キャスト・スタッフの皆さん強い思いで作っていたんですが、まさか台湾の皆さんに見ていただけると思っていなかったですし、しかも自分が皆さんの前で、こうしてお会いすることができると思っていなかったので本当にうれしいです。応援してくださっている皆さんの声が届いて、実現したということもあると思います」と心境を語り、感謝の気持ちを伝えました。