カンヌ国際映画祭がウクライナを応援 「ロシアの受け入れ拒否」
2021年のカンヌ国際映画祭(写真:アフロ)
世界三大映画祭の一つと言われるフランスのカンヌ国際映画祭は3月1日、ロシアによるウクライナ侵攻を理由に、現地時間5月17日から28日まで開催予定の今年の映画祭にロシアの公式代表団や政府関係者の参加を受け入れないと表明しました。
映画祭の主催団体は、公式ホームページで「ウクライナの人々にあらゆる支援の手をさしのべたい。ウクライナの人々が満足する条件で戦争が終わらない限り、今年の映画祭には、ロシアの公式代表団や政府関係者を受け入れない」とし、さらに「危険を顧みずウクライナ侵攻に抗議するロシアの人々と、現政権に反対して立ち上がったロシアの芸術家、映画関係者の勇気に敬意を表する。引き続き、暴力、抑圧、不正に対して声を上げる人々を応援していきたい」としています。