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東京03 豊本明長「バカリズムは“殺し合い”が得意」昭和50年男が少年時代の遊びを回顧

2022年3月24日 22:00
東京03 豊本明長「バカリズムは“殺し合い”が得意」昭和50年男が少年時代の遊びを回顧
ファミリーコンピュータ・ディスクシステムを懐かしむ(右)豊本明長さん(左)雑誌『昭和50年男』の編集長・金子公貴さん

お笑いトリオ・東京03の豊本明長さん(46)が、24日放送の『バカリズムの大人のたしなみズム』(BS日テレ)に出演。司会のバカリズムさん(46)とともに“昭和50年生まれ”の男たちが歩んできた昭和レトロな遊び、テレビゲーム『ファミリーコンピュータ』や、漫画キャラクターの形を模した『キン肉マン消しゴム』の楽しみ方、少年時代に胸を躍らせた漫画作品を紹介しました。

■子供たちの遊びに革命もたらした『ファミリーコンピュータ』

まず豊本さんが訪れたのは、レトロゲーム専門店『スーパーポテト秋葉原店』。店内には『スーパーファミコン』や『セガサターン』など、1980年代から1990年代に登場したテレビゲーム機や、ゲームソフトが所せましと販売されていました。その中でも昭和50年生まれの豊本さんが注目したのが、1983年に登場した家庭用ゲーム機の金字塔『ファミリーコンピュータ』。懐かしいゲーム機と対面した豊本さんは「コントローラーのボタン、最初はゴム製で四角だった。連射ができず、ボタンが奥につぶれて出てこなくなった」と、苦い経験を思い出していました。

■バカリズムさん『ファミコン』との出会い

この様子をVTRで見ていた同じく昭和50年男のバカリズムさんは、当時『ファミコン』を入手するまでのいきさつについて「ゲーム本体をなかなか買ってもらえず、自分で紙にファミコンやコントローラーの絵を描き、ゲーム画面を再現した絵をテレビに張り付けて妄想で遊んでいたら、流石に親も買ってくれた」と、少年時代の苦労を打ち明けました。

一方、豊本さんはゲームソフト『マリオブラザーズ』をプレイ。土管から出てくるカメやハエなどを駆除するシンプルな内容で、2人で協力しながら遊べるのが魅力的なゲームでした。しかし、豊本さんは「バカリズムは『マリオブラザーズ』の“殺し合い”が得意!」と、一緒にプレイする人が操作するキャラクターを、わざと押してプレイの邪魔をしあう、通称“殺し合い”という遊び方を見せてくれました。このプレイぶりに、バカリズムさんは「見てられない。無駄な動きが多すぎる。僕は人生で1回も負けたことがない」と自信をのぞかせていました。

■昭和50年男の愛読書『週刊少年ジャンプ』

続いて訪れたのは、中野ブロードウェイ内にある『まんだらけマニア館』。豊本さんが、ぜひ見たかったのが、少年時代に愛読していた『週刊少年ジャンプ』でした。その中でも、文明が崩壊した世界を舞台に悪党たちと戦う男の生きざまを描いた漫画『北斗の拳』の、とあるエピソードについて…「ザコキャラの集団が、主人公のケンシロウに襲い掛かる場面で、なぜか後ろで跳び箱を跳んでいる奴がいた。友達と“何でだよ!”と突っ込んでいた」と、当時の思い出について語りました。

■友人らと白熱した“キンケシ”相撲

豊本さんが最後に足を運んだのは、同じく中野ブロードウェイにある漫画キャラクターなどの小さい玩具を取り扱う『まんだらけミクロ館』。ここでは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクター・超人を模した『キン肉マン消しゴム』で、当時の豊本少年の遊び方“キンケシ”相撲を紹介しました。「テーブルの上で“キンケシ”を自分の指ではじいて、友達の“キンケシ”を落とすともらうことができる」というルール。しかし、この遊び方にバカリズムさんは「何が面白いの?しょうもない!」と一蹴。「僕は“キンケシ”同士を戦わせて、自分の中でストーリーを作って遊んでいました。このロケには行きたかった」と、懐かしさと悔しさをにじませていました。

2018年4月から放送をスタートしたBS日テレ『バカリズムの大人のたしなみズム』は、24日で最終回となりました。

※3月24日放送のBS日テレ『バカリズムの大人のたしなみズム』を再構成

画像:(C)BS日テレ