中森明菜、初の野外フェス出演 全国から多くのファンが駆けつけ“明菜コール” 涙を流すファンも
■中森明菜、初めての野外フェス出演 計4曲をパフォーマンス
大歓声のなか登場した中森さんは、1986年に2年連続で日本レコード大賞を受賞した名曲『DESIRE -情熱-』を1曲目に披露。歌い終わった後のMCでは、第一声「盛り上がっていますか~? 明菜だ。生きてたぞ~!」と手をふりながら元気よくあいさつしました。
その後、『MOONLIGHT SHADOW〜月に吠えろ』、『TATTOO』、『愛撫』の計4曲を歌い上げた中森さん。懐かしの振り付けも取り入れながら、ファンへ投げキッスやコール&レスポンスしながらパフォーマンスしました。
最後に、中森さんは観客へ「いえ~い! 盛り上がった? 大丈夫? 不満はないですか~? わたしもみんな大好きよ~! 大好き大好き~! ありがとう、ありがとね。本当にありがとう」と感謝を述べると、止まらない大歓声に笑顔で応えていました。
■全国からファンが駆けつける 「死ぬまでに1回は生で明菜さんを見たかった」
中森さんの初野外フェスでのパフォーマンスを一目見ようと、会場には全国から多くのファンが集まりました。ライブを前に、早くも涙を流すファンもいるなか、神奈川県から参加した50代の男性に話を聞くと「今後も、そんな表舞台に出てくることはあまりないと思うので。死ぬまでに1回は生で明菜さんを見たかった」と明かしました。
さらに、中森さんのパフォーマンスを見たファンにもインタビュー。初めて中森さんを生で見たという40代の女性は「やっぱり感動しました、出てきた瞬間。歌うとスイッチが入って、いつものかっこいい明菜ちゃんなんですけど、MCになるとかわいいアニメ声を出したりするので、そのギャップがたまらないです」とコメント。
50代の母親と参加した30代の娘は、ステージを振り返り「ずっと明菜コールが消えなかったんですよ。“明菜! 明菜!”って。(会場の)ほとんど8割ぐらい明菜ちゃんファンかなって思いました」と笑顔を見せました。
さらに、10年ほど前に中森さんファンになったという20代の参加者は「世界で一番かわいかったです。元気で明菜ちゃんが幸せでいてくれることが一番うれしい。歌っても歌わなくても、明菜ちゃんがおいしいご飯食べて、笑顔でいてくれたらいいかなと思って」と中森さんへの思いを明かしました。
中森さんは、2010年に体調不良を理由として無期限の音楽活動の休止を発表。2022年より体調回復に専念しながら、ファンクラブをベースに、ファンクラブイベントやラジオなどで活動を再開していました。